こんにちは、ましろです。
この季節になると、仕事の帰り道にふっと目に入る紅葉が、昔のことを思い出させてくれます。
今日は、そんな小さな記憶のお話を、少しだけ。
毎年この季節になると、道端の木々の変化を眺めながら
「あぁ、今年も秋がきたんだなぁ」としみじみしてしまいます。
みなさんは、毎年紅葉を見にどこかへ行ったりしますか?
私はなかなか遠出はできないのですが、それでも色づいた葉っぱを見るだけで
どこか心がゆるむような気がします。
子どもの頃の、ささやかな秋の時間
子どもの頃、紅葉といっても特別な名所に行った記憶はありません。
それでも私には、今でもあたたかく思い出す場所があります。
家の近くに、小さな山へ続く道があって、
その途中にキャンプ場のような広場がありました。
とくに整備されているわけではないのに、
秋になると家族でそこに半分ピクニックみたいな気持ちで出かけるのが、毎年の恒例でした。
当時の私は、赤や黄色で地面が埋まっていく様子を見るのが好きで、
足を踏み出すたびに聞こえる「ぱりっ」という音や、
湿った落ち葉が「ふわっ」と沈む感覚が楽しくてたまりませんでした。
父と「どっちがきれいな葉っぱを見つけられるか競争ね」なんて言い合いながら、
気に入った葉っぱをポケットいっぱいにつめて、
帰る頃には洋服が少しだけ重たくなっていたのを覚えています。
お昼は、母が持ってきてくれたおにぎりや、家の残り物のおかずを簡単に詰めたお弁当。
それが特別に豪華なわけではないのに、
外で食べるとどうしてあんなに美味しく感じたんでしょうね。
当時の私は、紅葉よりもそちらのほうが楽しみだったかもしれません。
帰り道の柔らかな夕日や、少し冷たくなった風の匂いまで、今でも鮮明に残っています。
その時間が、私にとっての「秋らしさ」そのものでした。
今の私が、ふと立ち止まる理由
大人になって、あの山へ行くことはほとんどなくなりました。
忙しい日々の中で季節の移ろいをゆっくり味わうことも難しくなってしまって。
それでも、仕事の帰り道に色づいた木を見つけると、
心が少しだけあの頃に戻るような気がして、つい歩みをゆるめてしまいます。
介護のお仕事をするようになってから、
季節が人の体や気持ちに与える影響を、より身近に感じるようになりました。
寒くなると体がこわばったり、気分が沈みやすくなったり。
入居者さんの表情を見ていると、
「季節って、本当にみんなと一緒に生きてるんだなぁ」と思うんです。
子どもの頃に拾い集めた葉っぱみたいに、
今年もまた、小さな“好き”をひとつずつ見つけながら過ごしていけたらいいな…
そんなことを、ふと考える秋です。
今夜20時にファンクラブで動画を投稿します。
よかったら、覗いてみてもらえたら嬉しいです。
夜勤明けの帰り道、ふと胸の奥に小さな衝動みたいなものが灯って、
その気持ちのまま、ほかのことを全部いったん横に置いてしまいました。
「理由」よりも「気持ち」が先に動いた——
そんな瞬間を、そのまま動画に残しています。

